10月17日の日記

2004年10月17日 日常
EUROBEATって攻めの音楽だね。

司馬遼太郎 「坂の上の雲」 5巻
「が、明治の庶民にとってこのこと(国家が国民に対して強い強制力を持ったこと)がさほどの苦痛でなく、ときにはその重圧が甘美でさえあったのは、明治国家は日本の庶民が国家というものにはじめて参加しえた集団的感動の時代であり、いわば国家そのものが強烈な宗教的対象であったからであった。ニ○三高地における日本軍兵士の驚嘆すべき勇敢さの基調には、そういう歴史的精神と事情が波打っている。…」

浅田次郎 「日輪の遺産」
「バルチック艦隊を撃滅したように、大鑑巨砲による艦隊決戦を求め、旅順要塞を陥とし、奉天会戦で勝利したような、華々しい攻城戦や野戦を挑む。戦とはそういうものであると、誰かが決め、みなが信じていたのだ。…」

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